ボトックス 多汗症
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ボトックスで多汗症治療
わきが治療でも用いられるボトックスは、多汗症治療にも大きな効果が期待できます。
汗は、エクリン腺から分泌される液体ですが、ボトックス注射を行うと、発汗を促しているアセチルコリン(伝達物質)の働きを抑えることができるため、多汗症抑制効果が期待できます。
つまり、汗を出す命令を出す部分を麻痺させて、発汗作用を抑えることで、多汗症を治療します。
わきが治療も、エクリン腺の働きを抑えて汗を減らしますが、多汗症治療も、全く同じ原理で治療しています。
とくに、緊張や不安などの精神的な問題が原因となる緊張性多汗症の方には、ボトックス注射がとても有効だと言われています。
「汗がたくさん出てしまったらどうしよう」と不安に思う気持ちが、多汗症の原因となることがあるため、ボトックス注射を行って安心感を得ると、精神的な落ち着きを取り戻し、繰り返しボトックス注射を行わなくても、多汗症が治ってしまうことがあるのです。
多汗症とボトックスの関係
ボトックスを利用したさまざまな治療法方が研究されていますが、多汗症の治療方法もボトックスの効果を応用した治療です。
多汗症の原因は、一概には言えませんが、精神な理由により多くの汗を流す人がいるようで、
エクリン汗腺から流れ出る汗を減らすことができれば精神的な不安感も経るため、ボトックス注入で完治することも可能です。
エクリン汗腺は、サラサラとした汗を流す器官で、体のほとんどの部分に存在しています。
しかし、多汗症の人は、手やわきの下、足など、汗の多い部分が決まっていますよね。
汗の多い部分のみを治療できればよいのですが、多汗症の原因と言えるエクリン汗腺は、手術で全て取り去ることができません。
細かな手術を行うには、皮膚内の分布が広く、50~60%の切除しか行えないのです。
しかし、汗の多い部分にボトックスを注入すると、
汗を出せと命令する「アセチルコリン」と言う伝達物質の放出を阻害できるため、多汗症に大きな効果を発揮するのです。
ボトックス治療が効果的な多汗症の症状
適温な気温で、体を動かしていないにもかかわらず、たくさんの汗をかく症状が多汗症です。
一般的に汗が多く出るのは、スポーツを行って体を動かしたり、夏場の気温が高いときなど、体温調節が必要になったときです。
しかし、多汗症の方は何らかの原因により、体内で活発に活動するエクリン汗腺が多く、
とくに体が熱くなっていなくても多くの汗が出てしまうようです。
エクリン汗腺は、身体全体に分布していますが、本来なら活動している汗腺は少ないと言われています。
ボトックスの治療は、エクリン汗腺の活動を本来の状態に戻すことであり、
体内で活発に活動するエクリン汗腺が多いときがボトックスの効果が発揮される多汗症の症状です。
ボトックス治療には、エクリン汗腺の活動を抑制する効果があり、適切な量を注入することで90%近く汗が減少した方もいます。
暑くもないのに多くの汗が出て困っている方は、ボトックス治療を検討してみてはいかがでしょうか。